<京舞×琉球芸能>映画作家、河瀨直美がみつめる世界【京都市国際交流会館】

―出逢うはずのなかったものをつなぎ、新たなものをうみだす―
映画作家 河瀨直美が送る、京舞 井上八千代さん、沖縄より歌三線の仲村渠 達也さんをお招きした一晩かぎりの特別な公演

日本文化の根底には「慮る（おもんぱかる）」という精神が根付き、その背景には豊かな想像力があります。
映画、芸術、文化は想像力と創造力で人々の心を震わせるもの。

桜も美しい盛りの京都で、河瀨直美の講演と、「京都」×「琉球芸能」のコラボレーションをお楽しみください。

<第1部>河瀨直美による講演
短編作品の上映も交えながら、これまでの表現活動を通して大切にしてきたこと。また、河瀨直美が「今」見つめている世界、そして「これから」について語ります。2025年に開催される大阪・関西万博にて河瀨パビリオンで展開されるモノゴトの最新情報もお届けします！

<第2部>琉球古典音楽　昔節「暁」（んかしぶし あかつぃち）
［振付：五世井上八千代］
琉球古典音楽「暁節」を五世井上八千代がアレンジ、振付した作品です。暁とは夜明け前のほの暗い時分のこと。愛し合う二人の夜が過ぎ去り、離れ離れにならなければならない夜明けが迫る切ない思いが綴られています。
立ち方：井上 八千代（京舞井上流5世家元）・　歌三線：仲村渠 達也