本展では、江戸時代から昭和初期の手ぬぐいコレクションの中から、「七福神」「縁起もの」「正月」「干支(龍)」の4つのテーマで、縁起の良い意匠の手ぬぐいをピックアップ。
福徳を授ける七福神や、商売繁盛の縁起ものである招き猫、初夢に見たい一富士二鷹三茄子、龍は出世運や幸運をもたらす象徴として古くから好まれるなど、縁起をモチーフとした手ぬぐいは、今も昔も変わらない人気柄。
また、十二支の中で唯一、伝説上の生き物である龍の姿をしている、2024年の干支「辰」にちなみ、さまざまな時代に制作された龍柄の手ぬぐいをご紹介いたします。
2024年の多幸多福を祈り、福が訪れますよう願いを込めた展覧会。今でも色褪せない多彩な意匠の数々をお楽しみください。
主催者:細辻伊兵衛美術館