光格天皇仮御所 狩野派障壁画100余面
宮門跡として明治まで代々皇族や摂関家が門主(住職)を務め、時の天皇の仮御所ともなった格式高い寺院であり、本山修験宗の総本山。それを証明するかのように、境内は狩野派による豪華絢爛な障壁画に彩られています。
大玄関から上段の間まで続く金碧障壁画には花鳥や賢人、また雄大な自然が描かれています。また、廃仏毀釈の際には廃寺となった末寺から本尊を預かったため、現在も多くの不動明王像が安置されています。後水尾天皇が女院のために建てた優美で繊細な書院は御所から移築されたもで、3年間の修復を終えてこの度、公開される。
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