おでかけ

【終了しました】 2023.10.05 ~ 2023.12.03

※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。

二条城二の丸御殿の障壁画は、後水尾天皇の行幸に先立ち、徳川将軍家が寛永元年から3年(1624~26)にかけて行った大改修の際、狩野探幽率いる狩野派の絵師たちによって描かれました。二条城では、これらの障壁画の模写を制作して原画(オリジナル)とはめかえ、原画は「二条城障壁画 展示収蔵館」において収蔵し、順次、展示公開しています。

この度、令和5年度秋期の原画公開を下記のとおり開催します。秋期には、〈黒書院〉四の間の障壁画を展示します。襖や壁には咲き誇る菊が描かれる一方、長押の上の壁には、風になびく薄を背景に扇が散らされています。いずれも華やかな秋の風情を伝えるだけでなく、中国や日本の詩や和歌等の文芸作品でも繰り返し取り上げられてきた主題でもあります。行幸の際に、〈黒書院〉は列席した公家や門跡衆をもてなす場となり、四の間は公卿たちの宴席となりました。教養ある公家たちは、菊や扇にまつわる様々な作品を想起したかもしれません。浮彫のように見える菊の花や垣根、さらには、一面として同じデザインの無い扇面を間近からお楽しみください。

  • 二の丸御殿〈黒書院〉四の間《菊図》二の丸御殿〈黒書院〉四の間《菊図》
  • 二の丸御殿〈黒書院〉四の間《秋草扇面散図》二の丸御殿〈黒書院〉四の間《秋草扇面散図》
Information
会場 元離宮二条城内 二条城障壁画 展示収蔵館
日時 2023年10月5日(木)~12月3日(日)9:00~16:30(閉館は16:45)※二条城の入城受付は、16:00まで。
住所 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町 541
交通 地下鉄東西線「二条城前」駅下車すぐ
駐車場 あり(有料)
料金 100円(未就学児無料)
※別途入城料が必要。
※市内に在住・在学の小中学生、市内在住の70歳以上の方(住所・年齢を確認できる方)、各種障害者手帳等をお持ちの方については、入館料を徴収しません。
ホームページ

https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/news/

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