宇髙青蘭能之会(うだかせいらんのうのかい)は、京都在住の能楽一家である宇髙姉弟による能楽公演です。この会はシテ方 金剛流能楽師 宇髙通成(うだかみちしげ)が始めたもので、今年で21回目になります。
2020年に宇髙通成が亡くなり、またコロナ禍の影響もあり途絶えていましたが、姉弟3人で協力し3年ぶりに復活することになりました。
主催団体・松山景雲会の代表である弟の宇髙徳成(のりしげ)が能「半蔀」を演じ、兄の宇髙竜成(たつしげ)が舞囃子「藤戸」を、姉の宇髙景子(けいこ)が公演に使用する能面を制作します。
後援 京都市・京都新聞・KBS京都・京都市芸術文化協会
宇髙姉弟とは、能面作家の姉・景子とシテ方 金剛流能楽師の竜成・徳成の兄弟で構成されるユニット…ではないが、チームでもない。家族です。3人とも30代~40代であり能の世界ではまだまだ若手です。伝統の継承と発展に貢献し、京都から伝統を世界に発信する一助となることを目指し、若い世代や外国人にもお稽古をしたり、それぞれが様々な活動を行っています。