デビュー50周年記念
スピード感溢れる大胆な描写や、登場人物たちの心情を映し出す繊細な感情表現、先の読めない巧みなストーリー展開など読者に深い感銘を与え続けてきたマンガ家・村上もとか。昨年、画業50年の節目を迎えました。
幕末医療ロマン作品の「JIN―仁―」、「侠医冬馬」や、日中近代史を壮大なスケールで描いた作品「龍―RON―」をはじめ、F1(「赤いペガサス」)、剣道(「六三四の剣」)、クライミング(「岳人列伝」)、少女マンガ史(「フイチン再見!」)等、様々なジャンルに挑み続けてきました。
本展では、原画を鑑賞しなければわからない村上もとかの繊細かつ大胆なペンのタッチや、カラー作品の豪華で繊細な色使いを、総計約330点の原画を通してお楽しみいただけます。本人セレクトによる名場面集、制作の裏側に迫った作品解説コーナーも登場します。
なお本展は、2022年6月4日~9月25日に弥生美術館(東京都文京区)で開催された展覧会に京都に関する原画を追加した巡回展となります。また、「京都国際マンガ・アニメフェア2023(通称:京まふ)」の連動企画です。
関連イベント
■対談&ライブドローイングイベントとサイン会
「マンガ家人生50年を振り返る」
2023年7月9日(日)午後1時~午後2時半
京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
出演
村上もとか(マンガ家)
かわのいちろう(マンガ家)
司会:應矢泰紀(京都国際マンガミュージアム学芸室員)
定員
150名 (先着順)
■村上もとか講演会とサイン会
「フィクションの中の現実性」
2023年9月16日(土)午後1時~午後2時半
京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
出演
村上もとか(マンガ家)
司会:應矢泰紀(京都国際マンガミュージアム学芸室員)
定員
150名 (先着順)
※各イベントは事前申込制(定員に空きがあれば当日参加可)
詳しくはホームページをご参照ください。