お寺にまつわるエピソードと、お坊さんとの会話を楽しむトークカフェ
お寺を身近に感じるお坊さんのトークイベント!
関西の寺院から僧侶を講師に迎え、前半は毎回違ったテーマのお話しを聞き、トークタイムでは 普段聞き辛い素朴な疑問や裏話など、コーヒー片手に気軽に会話を楽しみましょう。
また、建築物や仏像などを次世代へ継承していく一助として、毎回、参加費の一部を 文化財保護のため、各寺院に寄付します。 トークイベントへのご参加を通じてお寺やお坊さんが身近な存在であること、 同時にお坊さんたちが修行を通じて会得したこころに触れていただけます。
「金戒光明寺 ~京都守護職と新選組~」
講師:くろ谷 金戒光明寺 執事長 / 西雲院 住職 橋本 周現氏
幕末に設置された京都守護職は、新選組などを配下に持ち治安維持に貢献しました。
会津藩主・松平容保が任命され、金戒光明寺に本陣が置かれました。
新選組の前身「壬生浪士組」が上覧試合をしたことなど、お寺に語り継がれる貴重なエピソードをお伝えします。
【講師プロフィール】
愛知県名古屋市生まれ
佛教大学文学部史学科卒業後、
2011年 西雲院 住職拝命
2022年 金戒光明寺 執事長就任
【金戒光明寺について】
承安5(1175)年に法然上人がはじめて営んだ草庵が始まりとする浄土宗最初の寺院で、「くろ谷さん」の通称で親しまれています。
文久2(1862)年12月に約1,000名の会津藩兵を率いて上洛した京都守護職・会津藩主松平容保公は、ここ黒谷の地を本陣としました。
壬生浪士組(のちの新選組)局長の近藤勇らが容保公に拝謁し上覧稽古を披露したことが記録に残り、「謁見の間」が再現されています。 また、350余霊を祀る「會津藩殉難者墓地」が塔頭・西雲院に隣接しています。
主催者:ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸