京都大学交響楽団(以下京大オケ)では、6月14日、16日に第213回定期演奏会を開催する。客演指揮には、初共演となる大友直人氏をお迎えし、ブラームス、ベートーヴェン、ヴァーグナーのドイツ3本柱でお届けする。
本公演は3年ぶりに他大学学生も含めた”全団員”で開催する運びとなった。完全復活の機運が高まる中、団員の演奏会にかける情熱もよりいっそう増している。 本公演では、ヴァーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、ベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調、ブラームスの交響曲第4番、の3曲を演奏する。
また、当団は毎回の定期演奏会で客演指揮の方をお呼びし、その時々で様々な音楽を作ることを信念としている。今回は、東京交響楽団名誉客演指揮や、京都市交響楽団桂冠指揮を務められるなど日本各地での活躍に加え、国外での活躍もめざましい大友直人氏を初めてお呼びしての演奏会となる。
本公演は、プログラムこそ当団になじみ深いものが揃っているが、初共演となる大友先生と共に、また新しい京大オケのサウンドをお届けすることができるだろう。 本公演は、ザ・シンフォニーホールと京都コンサートホールの会場開催に加え、京都公演のみ、オンライン配信を行う。