「つつじ寺」としても知られる、関西随一のつつじの名所・三室戸寺
三室戸寺は、宝亀年間(770~80年)、宮中に毎晩のように金色の霊光が差し込む奇瑞の原因を光仁天皇の命により調べたところ、山奥の清淵の中から千手観世音菩薩が現われ、このことを大層喜ばれた光仁天皇が御室を移してその観音を本尊として安置、御室戸寺としたことに始まる。
約5千坪ほどの大庭園は、紫陽花やつつじの名所として知られる。
毎年春になるとつつじ2万株の紫・ピンク・白の花が一面に見事に咲き誇る。平戸ツツジを筆頭に、霧島つつじ、久留米つつじなどが4月下旬から見ごろを迎える。例年、ゴールデンウィーク前後に満開となる。