おでかけ

【終了しました】 2023.03.04 ~ 2023.06.11

※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。

野村證券などの創業者であり、一大金融財閥を築いた二代目野村徳七(1878-1945)は得庵と号し、実業家として活躍するかたわら多くの趣味を嗜みました。とりわけ茶の湯と能楽に深く傾倒し、晩年にはそれらは趣味の域を超え、事業とともに得庵の心の中では三位一体となっていたのではないかと考えられます。
今回の展示では美術館開館40周年を記念し、得庵コレクションのなかから名品をよりすぐって展示し、得庵が目指していた茶の湯がどのようなものであったかを感じ取っていただけるよう構成しています。

《主な展示作品》 ◎:重要文化財 ○:重要美術品

[前期] ◎清拙正澄筆 秋来偈頌・〇伝珠光筆 山水図・伝藤原佐理筆 筋切通切・砂張釣舟花入 銘 淡路屋舟・青磁珠算玉花入・古染付鯉耳付花入 銘 高砂・乾山 鑓梅香合・南蛮毛織抱桶水指・〇文茄茶入・仁清 長肩衝茶入 銘 存命・豊臣秀吉共筒茶杓・樂長次郎作 赤楽茶碗 銘 獅子・本阿弥光悦作 赤茶碗 銘 角倉光悦・◎千鳥蒔絵面箱(3/4-3/26) 等

[後期] ◎佐竹本三十六歌仙 紀友則(4/29-5/14)・◎雪村周継筆 風濤図(4/29-5/14)・◎宗峰妙超筆 白雲偈頌・◎伝紀貫之筆 寸松庵色紙・千利休作 亀甲竹花入・伊賀塁座花入・仁清 色絵菊花文水指・後窯利休茶入 銘 地蔵・高台寺蒔絵棗・鼠志野茶碗 銘 横雲・織部暦絵茶碗・〇樂道入作 赤楽茶碗 銘 若山・〇能面 竜女(4/29-5/14) 等

  • 古染付鯉耳付花入 銘 高砂(前期展示)古染付鯉耳付花入 銘 高砂(前期展示)
  • 本阿弥光悦作 赤茶碗 銘 角倉光悦(前期展示)本阿弥光悦作 赤茶碗 銘 角倉光悦(前期展示)
  • 佐竹本三十六歌仙 紀友則(4/29-5/14展示)佐竹本三十六歌仙 紀友則(4/29-5/14展示)
Information
会場 野村美術館
日時 開催日程 【前期】2023年3月4日(土) ~4月23日(日)  【後期】2023年4月29日(土)~6月11日(日) 10:00 ~ 16:30 (入館は16:00まで) 
住所 京都市左京区南禅寺下河原町61
交通 バス…京都駅より市バス5系統に乗車、バス停「南禅寺・永観堂道」下車、山側に向かって徒歩約5分
地下鉄…京都駅より烏丸線 [国際会館]行きに乗車、「烏丸御池駅」にて地下鉄東西線 [醍醐]行き又は [浜大津]行きに乗り換え、「蹴上駅」下車、1番出口より徒歩約10分
駐車場 駐車場はスペースに限りあり。満車の場合は南禅寺の駐車場(有料)より、南禅寺北門まで徒歩(所要時間2・3分)。
料金 大人800円・高大生300円・中学生以下無料・団体(20名以上)600円
お問合せ先 野村美術館…075-751-0374
ホームページ

野村美術館 http://www.nomura-museum.or.jp/

補足情報

※4月24日(月)~28(金)は展示替休館
※会期を前期と後期に分け、全面的な陳列替を行います。

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