山あいの里・大原で、ほっかほかの大根を味わい無病息災を祈願
延暦年間(782~806年)に、最澄が比叡山に建てた草庵が始まりで、青蓮院・妙法院と並ぶ天台三門跡のひとつ。池泉観賞式の聚碧園(しゅうへきえん)と、池泉回遊式の有清園(ゆうせいえん)の2つの庭園があり、有清園には、国宝・阿弥陀三尊像を祀る往生極楽院が佇む。冬の三千院はひとしお荘厳な佇まい。「初午」とは立春を過ぎて最初の午の日のことで、三千院では毎年2月11日の前後4日間、地元・大原の畑で有機栽培された大根で大根焚きが行われ、無料で参拝者に振舞われる。