~徳川家の菩提所 豪壮華麗な建築~
浄土宗総本山知恩院は、徳川家康が浄土教信者であったことから将軍家の庇護を受け、壮大な伽藍が整えられた。特別公開される大方丈(重文)は「上段の間」や「鶴の間」、「知恩院七不思議」の一つ「抜け雀」の襖絵で有名な「菊の間」など、狩野派が手がけた金碧障壁画で飾られている。水墨障壁画で飾る小方丈(重文)や、山麓の地形を活かした回遊式庭園(名勝)、家康・秀忠・家光の三代の肖像画と徳川将軍の位牌を祀る権現堂も拝観できる。
「鶴の間」「松の間」などの襖8面が16年ぶりに大方丈に戻ってきました!