800年前鎌倉時代初期の歌人・藤原定家が、京都の小倉山の山荘で百人の歌人の歌を一首ずつ選び集めた「小倉百人一首」。五・七・五の上の句と七・七の下の句の中には、景色が眼前に絵のように思い浮かぶ素晴らしさがあり、一首一首に様々な想いが込められています。
本展覧会では、収蔵品の京焼・清水焼の「小倉百人一首 茶碗」100個とそれぞれの茶碗に描かれた一首の札をあわせてご覧いただきます。また、百人一首を知らない方でも楽しめる「坊主めくり」遊びと、毎年近江神宮で開催されている「競技かるた」の体験ブースもあり、実際にかるたに触れて遊んでいただけます。
100人の歌人の想いを100の茶碗とともにお楽しみください。