来年は、弘法大師が生誕して1250年。日本人の生き方に大きな影響を残した空海を多彩な表現で追います
●12月17日(土)(有料)
①講演:中西進(国文学者) 京都在住の文化人が、密教と醍醐寺の文化について語ります。
②朗読劇:「高野聖」(泉鏡花)、「土神と狐」(宮沢賢治) 厳しい修行をする若い密教僧が、深い山奥で怪しい美女に出会う。大自然を背景に繰り広げられる幻想的な物語。賢治の童話と共に、人気のアニメ声優が演じます。
●12月18日(日)(無料)
①声明:醍醐寺僧侶 グレゴリオ聖歌に対比される日本の宗教音楽、声明(しょうみょう)。僧侶による荘重な声楽が繰り広げられます。
②能「自然居士(じねんこじ):大槻文蔵、宝生欣也、茂山逸平他 人買いに買われた少女を救うために、京の僧が談判し、人買いの歓心をかうために、はやりの舞を舞うという展開。醍醐寺は草創期の能を支えてきたが、今回は古演出で上演する。
③トークフォーラム「空海かく語りき」:福岡伸一(生物学者)、古市憲寿(社会学者)、仲田順英(総本山醍醐寺執行・統括本部長) 各界の気鋭の論者が、空海の自然、宇宙、人生に対する考え方を、現代に生きる我々はどう受け止め、いかに活かして今を生きていくかを問う。
・17日(土)の出演者、チケット購入方法等の詳細は、10月25日(火)に発表。
・18日(日)の入場券(無料)のお申込みは、10月13日(木)からホームぺージで受付けます。
詳しくは、世界遺産劇場オフィシャルホームページをご覧ください。
世界遺産劇場HP http://www.sekaiisangekijyou.com/