琳派や若冲の世界と
鉄腕アトム、初音ミク、リラックマなどのキャラクターが
時代を越えて融合︕
日本美の象徴といわれる琳派、そして傑出した個性の絵師、伊藤若冲。国内のみならず海外にも広く知られて⼈気の⾼いこれらの美術作品は、後世のクリエイターをも魅了し、創造の源泉となり続けてきました。
本展で、細見コレクションの琳派・若冲作品とともにご紹介する現代の日本画ー琳⾳ーには、日本のポップカルチャーを代表するキャラクターが、琳派や若冲など江⼾時代の名画の⼀場面を借り、あるいはモチーフの⼀部に成り代わって登場します。意表を衝くマッチングの妙、そして背景も主役もすべて手描きによって写し取った、絵師の筆技も⾒どころです。
世界に発信され多くの人々に愛される古今のジャパニーズアート、その融合をお愉しみください。
本展は、2021年秋から2022年新春にかけて、国際交流基金の主催によりミュンヘン五陸博物館で開催された展覧会「RIMPA FEAT. MANGA:Japanische Malerei aus der Sammlung Hosomi」の帰国記念展です。