「御寺」と呼ばれる皇室の菩提所「御寺泉涌寺」舎利殿にて、令和元年に初の【粋な奉納狂言】をさせていただき早4年を迎えることとなりました。
さて、本年も御寺泉涌寺舎利殿にて舎利会法要の時期に合わせて狂言公演を開催いたします。
京都・茂山千五郎家の狂言は「笑い」を「和らい」と表現します。
舞台となる舎利殿は「釈迦の歯(仏牙舎利)」を奉安する貴重な霊殿で、天井には狩野山雪筆の蟠龍図が描かれ、「西の鳴龍」として大変有名です。
今年も、この「鳴龍」を狂言で和ませ「和らい龍」にいたします!普段非公開とされており、年に一度の舎利殿での狂言!800年の歴史を持つ御寺泉涌寺を間近で体感しつつ、650年前の喜劇を皆様どうぞお楽しみください。