7/21(木)、8/21(日)、9/21(水)は13:00~の公開。9/22(木)・23(金祝)は金堂拝観不可のため「経蔵・御影堂」の特別公開に変更とな ります。
~御所から移築の宮殿建築 弘法大師が住まう仏堂~
真言宗御室派総本山で世界文化遺産。「御室御所」と呼ばれ代々皇室から住職を迎えた門跡寺院で、桃山時代の御所の紫宸殿(即位の大礼などの儀式が行われた建物)を移築した金堂(国宝)は、現存最古の紫宸殿の遺構として貴重な建物です。極彩色の美しい「浄土図」が描かれた荘厳な堂内には、本尊・阿弥陀三尊像や四天王像、帝釈天(たいしゃくてん)像などが安置されています。また「京の夏の旅」初公開となる御影堂(重文)は、京都御所の清涼殿の材を使って寛永年間(1624~1644)に再建された檜皮葺(ひわだぶき)屋根の優美なお堂。通常は入ることのできない内陣(ないじん)部分には、真言宗の祖・弘法大師空海や、仁和寺開山・宇多法皇などの尊像を安置しています。
2023年は「弘法大師御誕生1250年」「真言宗立教開宗1200年」を迎える記念の年!