日本および海外の重要作品や貴重な写真コレクションを、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展開し、ときに伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションも実現するなど、京都ならではの特徴ある写真祭。
以下、KYOTOGRAPHIEオフィシャルウェブサイトより
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭は、記念すべき第10回を迎えます。
そして、テーマは何故か「ONE」。
「一即(すなわち)十」という言葉があります。 一が単一性を、十は無限の数を現します。一つのもの(個)がそのものとして、他のすべて(全体)を自らに含みながら他と縁起の関係にある。このとき、この一つのものと他のすべてが同体の関係にある。こういう状態をイメージしてください。
2022年、信じ難いことにこの世界でまた戦争が始まってしまいました。
どんな理由があろうとも戦争は何の解決策にもなり得ません。過去の経験から、日本を含めすべての国民が、個の命が全体(国家)のために失われるべきではないことを知っています。
KYOTOGRAPHIE は個々の存在をCelebrate(祝祭)すると共に、その多様性について讃えたいと思います。そして皆さんと一緒にRestart (再起動)し、分断された関係性をもう一度Reconnect (再接続)し、コロナ後の新しい平和な世界へ向けてRevival(再生)していきたい、そう考えています。
KYOTOGRAPHIE 共同創設者/共同代表
ルシール・レイボーズ & 仲西 祐介