2024.10.18 - 2024.12.26
【終了しました】 2022.03.12 ~ 2022.06.05
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
現代美術におけるセルフポートレートの先駆者の一人が 秘蔵インスタント写真約800枚以上を含む作品から35年超のキャリアを総括する大規模個展
京都市京セラ美術館の開館1周年記念展のひとつとして、日本を代表する現代美術家の一人、森村泰昌(1951年大阪生まれ)の個展を開催する。
1970年代に京都市立芸術大学で学んだ森村は、美術史における名画の登場人物や歴史上の人物、女優に扮するセルフポートレートを制作することで、ジェンダーや人種を含んだ個人のアイデンティティの多重性を視覚化し、個人史と歴史の交錯点を表現してきた。近年では、ジャパン・ソサエティ(2018年)、プーシキン美術館(2017年)、国立国際美術館(2016年)、アンディ・ウォーホル美術館(2013年)、アーティゾン美術館(2021年~2022年)での個展開催のほか、「横浜トリエンナーレ2014」でアーティスティックディレクターを務めるなど、国内外で活躍を続けている。
出品作品は、これまでほとんど発表されることのなかった、1984年から撮りためている秘蔵のインスタント写真約800枚に加え、1994年に森村が自作の小説を自ら朗読したCD《顔》の音源をもとに、展示室に特設の音響空間をしつらえ、朗読劇として再制作します。本展は、森村の京都における1998年以来の大規模な個展であり、35年余り継続されてきた私的世界の全貌を公開する初の試みとなる。
何者かに成り代わることで自己を解体し、一個人における複数の顔を露呈する森村の表現は、スマートフォンの進化やSNSの普及によって身近になった「自撮り」と共通しながらも、決定的に異なる面を持っている。そこには、自己への透徹した眼差しと、一人の人間が複数の存在として生きていくことへの圧倒的な肯定を見ることができる。コロナ禍において、あらためて自身の制作の原点に立ち返ることでこれからを模索する、森村の現在を提示する展覧会となるであろう。
会場 | 10:00〜18:00(入場は17:30まで) |
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日時 | 2022年3月12日(土)~6月5日(日)10:00〜18:00(入場は17:30まで) |
住所 | 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ |
交通 | 市バス5・100 岡崎公園 美術館・平安神宮前下車 地下鉄東西線 東山駅下車 |
駐車場 | 専用駐車場には限りがありますので、美術館北側の岡崎公園駐車場、又は美術館西側の京都市勧業館みやこめっせ駐車場(有料)もご利用ください。 |
料金 | 一般 2,000(1,800)円 大学・専門学校生 1,600(1,400)円 高校生 1,200(1,000)円 小中学生 800(600)円 未就学児無料 ※( )内は前売・20名以上の団体料金。 ※当館公式オンラインチケットサイトe-tix からの購入で各当日料金から100円引き。 ※京都市内に在住・通学の小中学生は無料。 ※障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名無。確認できるものをご持参ください。 |
お問合せ先 | 京都市京セラ美術館 075-771-4334 |
ホームページ | 京都市京セラ美術館 https://kyotocity-kyocera.museum/ |
補足情報 | 休館日:月曜日(祝日の場合は開館) |
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