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【伊根町】紅葉目当ての芋を洗うような群れを横目に町外逃亡!

2018/11/30

 

地酒「伊根満開」ならぬ伊根満喫の小春日和

 

電話一本でタクシーを呼びつけた「海宮(わだつみ)」は、海沿いに建つ複合施設「舟屋日和」内にある鮨割烹。その日に揚がった海の幸をふんだんに使ったカジュアルなお料理がいただけます。

 

まずは、クイっと一杯。

鮨屋でいただく瓶ビールって、なんでこんなに美味しいんでしょう。嗚呼、昼から呑む口福が堪りません&止まりません。

 

 

 

 

食後の伊根湾遊覧を満喫した後は、創業260年の向井酒造へ。

 

 

 

やだ、わたくしったら酒場の暖簾が驚くほど似合うわ( * ›ω‹ )

 

 

珍しい古代米を使い、薄紅に染まる日本酒「伊根満開」が有名ですが、ここではやはり、「ええにょぼ」を試飲。注いでもらいながら、おっともう一息!と心の中で煽っていたのはココだけの内緒話でございます。お米本来の味わいが堪能できるフルーティな口当たりで、ちょっとぬるいくらいが美味しいのでは?と思いながら頂戴しました。

 

ご機嫌なまま、富士酢醸造元「飯尾醸造」にも足を伸ばします。わたくし、酢の物に砂糖を使わず、ポン酢は常に2~3種類のストックを欠かさぬほどの酸っぱいもの好き。ピクルス酢や紅芋酢、林檎や無花果などの果物酢、さらには薫り高い山椒を加えるしゃぶしゃぶのためのポン酢など、その驚きの品揃えに味見の杯を重ねまくり。

 

 

この旅の運転手でもあった椿屋劇場のモギリに、「この人が小さいグラスで何か飲んでると、お酒にしか見えない貫禄……」と評された呑みっぷりを遺憾なく発揮してまいりました。

 

 

必然、よっこらせと一声かけないと持ち上げられないくらいに買い込んだ次第でございます。

 

浦島伝説や鬼伝説の残る伊根町では、自然に囲まれた環境で漁業と農業を中心に、素朴ながらも豊かな暮らしが垣間見られます。台湾茶が味わえるカフェや伊根焼きのギャラリー、名産「筒川そば」がいただける食事処など、立ち寄りスポットには事欠きません。何かにつけて「海がない」と言われる京都の、“海の京都”=京丹後を存分にめぐってくださいませ。

 

▲♪お酒はぬるめの~燗がいい~肴はあぶったイカでいい~♪って、買ったのへしこ(越冬の保存食として重宝される、塩漬けにした青魚をさらに糠漬けにした若狭地方および丹後半島の伝統料理)でしたけど。ほほほ。

スポット情報

店舗・施設名 伊根町観光協会
住所 京都府与謝郡伊根町字平田491
交通 【電車の場合】
京都丹後鉄道(JR京都駅、大阪駅から直通あり)「天橋立駅」または「宮津駅」で下車し、路線バス(丹後海陸交通)に乗り換えて約1時間。バスの運賃は「天橋立駅」または「宮津駅」から400円です。
バスの行き先は「経ヶ岬」、「蒲入」、「伊根郵便局前」のいずれかをご利用ください。

【車の場合】
京都から(約2時間30分)
京都縦貫自動車道→宮津市・与謝野町→R176→R178→伊根町
ホームページ http://www.ine-kankou.jp/

地図

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ライター紹介

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ライター:椿屋 山田涼子

京都拠点の映画ライター、グルメライター。合言葉は「映画はひとりで、劇場で」。試写とは別に、年間200本以上の作品を映画館で観るシネマ好き。加えて、原作となる漫画や小説、テレビドラマや深夜アニメまでをも網羅する。最近Netflixにまで手を出してしまい、1日24時間では到底足りないと思っている。

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