レトロ建築に映えるとっておきの桜たち
ところで、みなさん。お花見、お好きですか?
わたくしは花より団子どころか、団子よりお酒ですけども。
京都府庁旧本館の中庭は、この時季、観桜の名所としても見逃せません。
前出の「わろてんか」で、主人公が通う女学校の中庭として活躍。
中央には、円山公園初代しだれ桜の孫にあたる「祇園しだれ桜」が植えられ、それを囲むように、山桜と大島桜の特徴を併せ持つ珍種「容保桜」(現代の〝桜守″である佐野藤右衛門氏が命名。その名前だけで萌える……)や、福島県から寄贈されNHK大河ドラマにちなんで女優・綾瀬はるかから名をもらった新種の八重桜「はるか桜」などが見頃を迎えています。
アーチ越しの桜も、窓越しの桜も、それぞれに趣深いもの。青空や川面との自然な組み合わせ、幻想的なライトアップ風景とは違った魅力を秘めています。
4月8日までの「観桜祭」期間中はステージ演目が目白押しで、お茶席や物産展、各種体験などイベントも盛りだくさん!
正門から旧本館へ至る空間には彫刻やオブジェなども展示され、お祭りムード満点です。
ちなみに、全体像としては『人間失格』で主人公が幼少期に住んでいた家として、白馬がひく馬車で玄関に入ってくるシーンに使われていたり、『舞妓はレディ』で主人公が通う京大学の正門として登場したり。
そしてそして! 何かと印象的な外観は、実は風景印にもなっているのです♪
くぅーーーー、筆まめ&手紙好きにはたまりません!!!
この日もちゃっかり、府庁前のこじんまりとした郵便局で捺してもらってきちゃいました☆
ちなみに、この郵便局の隣には消防署があるのですが……「サイレンのために撮影がストップするのは珍しくありませんね」と、広報さん。撮影あるある、でございます。
▲「『日本でいちばん長い日』における自刃という最大のクライマックスで寝落ちしたことを、ここに懺悔いたします……」