京都市の学校に伝わる、学校や地域にゆかりのある芸術家たちが手がけた作品や、地域の人たちから贈られた作品を管理しています。それらの作品の中には、学校という子どもが通う場にふさわしいとされた「子ども」を主題とした作品が多数あります。桃太郎や二宮金次郎といった学校になじみが深い人物が描かれた作品も、子どもの健やかな成長を願ったものでしょう。
「学校でみる絵の中の子どもたち」と題した本企画展では、学校に伝わった子どもや親子を描いた絵画を中心に、子どもが登場する物語が掲載された教科書もあわせて展示し、学校において子どもがどのように捉えられ、表現されてきたのかを紹介します。作品から感じることができる子どもたちへの思いをお楽しみください。
関連イベント
① ギャラリートーク「学校でみる絵の中の子どもたち」みどころ紹介
5月14日(日)
14:00~1時間程度を予定 (受付は13:30から)
講 師 森田 淑乃 (当館学芸員)
② 講演会「日本絵画と子ども―まじない・教訓・愛玩」
6月25日(日)
14:00~15:30 (受付は13:30から)
講 師 田島 達也 (京都市立芸術大学美術学部/美術研究科教授)
※要申込。詳しくはホームページをご参照ください。