西賀茂の町内を鬼たちが賑やかに行進する花鎮めの祭
京都三奇祭のひとつ、やすらい祭は、毎年4月の第2日曜に執り行われる。花で飾った風流傘を中心に、赤い衣装に黒毛をつけた鬼たちが鉦や太鼓のはやしで踊りつつ町内を巡行する。春に流行るという疫病を鎮めるため、風流傘に疫病の根源を集め、疫社に封じ込めることが目的。風流傘の中に入れば、その年の厄を逃れることができると伝わる。11時頃川上大神宮社での祭典が行われ、12時過ぎに出発、氏子地域をまわり、總神社に14時頃到着。その後、今宮神社には15時頃到着して、やすらい踊りを奉納する。
【やすらい花】2022年秋にユネスコの無形文化遺産に登録されました。