知恩院で最も大切な7日間。初日に行われる「ミッドナイト念仏」では、夜通し念仏を唱える
「南無阿弥陀仏」と唱えれば、すべてのものが極楽に往生できると説いた法然上人が開いた寺院で、浄土宗の総本山。元和7(1621)年、徳川2代将軍秀忠公の命を受け建立された「三門」や法然上人の木像をお祀りする「御影堂」は国宝に指定される。御忌大会は、法然上人の命日を期して行われる忌日法要。夜通し念仏を唱える「ミッドナイト念仏in御忌」は18日の20時から始まり翌朝19日7時まで、国宝である三門楼上が開放され、参加者も木魚を叩いて夜通し念仏を唱えることができる。7日間にわたって行なわれる御忌大会は、知恩院で最も大きなかつ重要な法要。