京都府と府庁旧本館利活用応援ネットは、4年ぶりに京都府庁旧本館において、「観桜祭(かんおうさい)」を開催します。
国の重要文化財である旧本館の建物に四方を囲われた中庭で咲き誇る7本の桜。その中央にひときわ艶やかな姿を映すのが円山公園の初代「祇園しだれ桜」の孫にあたる実生木の枝垂れ桜。
風雪を経た不均一な厚みの窓ガラス越しに薄紅色の花びらが揺らぎます。中庭南西に佇んでいるのは「容保桜(かたもりざくら)」。
この地がかつての京都守護職上屋敷跡であることにちなみ、松平容保公の名をとって桜守として知られる16代佐野藤右衛門氏により命名いただいた大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種です。
ここでしかあじわえない京都府庁旧本館の桜となっております。
桜満開の旧本館で、府民協働による多彩な展示やイベントも楽しんでいただけます。
主な内容
(1)観桜会
・「祇園しだれ桜」や「容保桜」など6種7本の桜が明治期の建物を背景に咲き誇る旧本館中庭の公開
・中庭を舞台とした日本舞踊
・夜桜を見ながら聞けるライブ演奏(3月31日、4月5日、4月7日夜開催)
(2)屋内展示・体験
・イラスト展示、切手の展示
・高校生によるお茶席
(3)府民協働によるコンサート
・府民参加によるオペラ、和楽(琴・尺八・三味線)、コーラス、フォークなどのコンサートやライブ演奏
(4)その他
・(特非)京都観光文化を考える会・都草による旧本館ガイドツアー
・府内の障がいのある方が働く施設で作られた「ほっとはあと製品」の販売
・まゆまろとの子供ふれあいイベント
・京都府庁こだわりマルシェの同時開催(4月2日)