「宍道湖を望む千鳥町に、天然の温泉が湧いているということを、もっとアピールできないものかと、私どもは考えていました。そこで昨年、開湯30周年を記念して温泉の名称を一般公募し、"松江温泉"から"松江しんじ湖温泉"に名前を変えることになったんです」
と、松江しんじ湖温泉協同組合の理事長である勝谷哲也さんはいう。
数々のハードル乗り越えて実現した一大プロジェクトである。
「現在、しんじ湖温泉の湯を引いている９つの旅館では、開湯30周年のキャンペーンを行っています。４月から９月まで、女性のお客様にカラー浴衣を貸し出しているのも、その一環なんですよ」

湯上りのかわいい浴衣！　私のボルテージは、どんどん上がっていく。
「松江は、京都、金沢と並んで"三古都"といわれる歴史ある土地です。また、松江しんじ湖温泉のキャッチフレーズは、『いい湯　いい味　いい眺め』。たくさんの方が、美しい宍道湖や美味しい料理、そしてしんじ湖温泉の湯を楽しみに来てくださったら嬉しいですね」

勝谷さんにお話をうかがったあと、旅館「なにわ一水」の湯を堪能した。
こんなにいい目にあって、バチがあたりませんように。と不安になるほど、極楽の湯でございました。感涙！

	悦楽の露天風呂でございました〜 by湯上り美人（自称）