門外不出の文化財の高精細複製品を建仁寺で展示
特別展「スミソニアン国立アジア美術館の名宝 ~高精細複製品による里帰り~」
2023年10月13日(金)から11月3日(金・祝)まで、大本山建仁寺(京都市東山区)において、米国・スミソニアン国立アジア美術館の開館100周年イベントと連動した特別展「スミソニアン国立アジア美術館の名宝 ~高精細複製品による里帰り~」が開催されます。スミソニアン国立アジア美術館の所蔵作品は、設立者の遺言により門外不出とされているため、現地を訪問しない限り、鑑賞することができません。今回の特別展は、これらの作品が高精細複製品として日本への里帰りを果たし、歴史ある建仁寺において一挙公開される貴重な機会です。
展示される作品は、京都文化協会とキヤノンが2007年から共同で取り組む社会貢献活動「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)で制作したもの。今回の展示では、綴プロジェクト第16期で新たに制作した、「紅葉に流水・山景図屏風」(池田孤邨 筆)、「扇面散図屏風」(俵屋宗達 筆)、「四季花木草花下絵山水図押絵貼屏風」(狩野元信 筆)の高精細複製品3作品が初公開されます。
*展示内容は変更になる可能性があります。最新情報は特設サイトをご参照ください。