~冬は御殿庭園が特別ルートで回遊式に!~
真言宗御室派の総本山で、世界文化遺産。代々皇室から住職を迎えた門跡(もんぜき)寺院で、日本画家・原在泉や福永晴帆の襖絵が残る「宸殿」「白書院」(いずれも国登録有形文化財)などの「御殿」は、回廊で結ばれ御所に似た風情が漂う。七代目小川治兵衛作の「北庭」と白砂敷きの「南庭」からなる庭園(名勝)は、通常は建物内から拝観するが、「京の冬の旅」期間中は庭園に下りて特別回遊ルートで拝観。かつては皇族のみが通った門から入る南庭のルートや、北庭の石橋を渡り滝近くの場所から望める御殿建築群もみどころ。