壬生寺　春季特別公開

地蔵信仰、壬生狂言、新選組の３つで広く知られる壬生寺。
GWに上演される壬生狂言に合わせ、通常非公開の本堂や庭園などが特別公開されます。
本堂には本尊 地蔵菩薩立像（重要文化財）が安置されています。
旧本尊は日本の仏像彫刻に多大な影響を与えた平安時代の仏師 定朝作とされるものでしたが、火災によって焼失しました。
本公開では修復図面などを元に3年がかりで復元された縄目地蔵尊像（延命地蔵菩薩像）が一般公開されます。
特に今回は、宝物である重要文化財「錫杖頭」（しゃくじょうがしら）や、 雪舟筆と寺伝に伝わる「釈迦伝図」、壬生寺の往古の伽藍を描いた「壬生寺古伽藍之図」、元重要文化財であった｢正嘉年銘金鼓｣を特別公開します。
そのほか、特徴的な石組みと新緑が美しい庭園（京都市指定登録文化財）、寺宝が公開されます。