「古刹の大イチョウ」
この木なんの木、大イチョウの木
この木なんの木、大イチョウの木
DATA飛騨国分寺
飛騨随一の古刹。三重塔がそびえる境内には、高山城から移されたといわれる鐘楼門や、室町時代に建てられた本堂が、歴史と風格を滲ませている。また、大イチョウの根元には、子育地蔵尊が祀られている。
大吉ひいたぜ。幸せカモン
大吉ひいたぜ。幸せカモン
これほど巨大なイチョウの木を見たのは初めてである。
樹齢推定1250年の大イチョウは、雄株であるからして「おじいさんイチョウ」と呼んでしかるべし、とも思うのであるが、幹から直接若葉を生やして元気いっぱい、老木という雰囲気ではない。かと思えば、数年前に高さ8メートルほどの幹のなかから石仏が発見されたという不思議な逸話があり、さらには長い乳房のような格好の乳根を垂らし、まことに浮世離れした面構えをたたえている。高さ37メートル、太さ約10メートルの巨木。
別名「乳イチョウ」とも呼ばれており、乳の出ない母親がここでお参りをすると乳がよく出るといわれている。雄なのに乳とは、これまた謎である。
堂々とそびえる飛騨国分寺・三重の塔
堂々とそびえる飛騨国分寺・三重の塔
本堂にお参りして、おみくじをひいてみると、大吉が出た。
「このみくじにあたる人は、四季咲く花のごとし。幸せ来るとも又幸せ来たり、常に幸せ絶ゆることなし」
わーい、お賽銭を奮発した甲斐があったってもんだ。って、財布に5円玉も10円玉もなくて、清水の舞台から飛び降りる思いで100円玉を投げ入れただけなんだけれども、ともかく、旅の景気づけをしてくれてありがとう国分寺。
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