人が培ってきた生活に、酒はさまざまな影響を与えています。このコーナーでは酒にまつわる生活・文化・人についての情報を連載してまいります。ゆっくりとお読みくださいますようお願いいたします。

※このコンテンツは、宝酒造株式会社「TaKaRa酒生活文化研究所」のホームページ(http://www.sakebun.com/)から転載許可のものを掲載しております
第5回◆日本人の「酒と食の楽しみ方」の現在◆
vol.1 変わりつつある酒と食の楽しみ方
vol.2 ケ・ハレの食卓の演出
 世界中の酒や食材が容易に手に入るようになり、 さらにはテーブルウェアなどの雑貨類の品揃えも豊富になった昨今、かつてとは比較にならないほど「酒と食の楽しみ方」の選択肢は大きくひろがったと言える。
こうした状況のもとで、現代の日本人はふだんの生活の中で 「酒と食」をどのように捉えているのだろうか。首都圏在住の30代〜60代の既婚男女を対象に実施した定量調査の結果から、家庭内を中心とした「酒と食の楽しみ方」の意識と実態を探ってみた。

第1回◆明治〜平成 酒と食 グローバル化の歩み◆
vol.1 伝統的生活と西洋文化のはざまで
vol.2 敗戦を契機に多様化・国際化へ
vol.3 本格的なグローバル化に向けて
 島国・日本の酒や食は、海外からの影響を多く受けながら発展してきた。 しかし、現在の食生活にもつながる最もドラスティックな動きを見せたのは、なんと言っても明治期以降であろう。 ここでは、明治〜現在にいたるまでの酒と食のグローバル化の歴史を、振り返ってみる。
第2回◆デパートの大食堂に日本の食のグローバル化の足跡をたどる◆
vol.1 日本最大のハイカラ食堂誕生
vol.2 「洋食の大衆化」という使命からの解放
 かつて日本人にとって外国がまだ遠い存在だった時代、デパートの大食堂のメニューは、庶民の憧れの的だった。70年前から、ハイカラな洋食が大反響を呼んだという。大阪・梅田の阪急百貨店の大食堂をたずね、日本の食のグローバル化の足跡をたどってみた。
第3回◆日本で味わう母国の酒と食 母国で楽しむ日本の食と酒◆
vol.1 ドイツのレストランではその地方のビールを飲むのが普通です
vol.2 中国ではお酒は必ず料理と一緒に楽しむものです
vol.3 本当においしいテキーラは本国に帰ったときに購入します
vol.4 ウィスキーは1対1の水割りで飲むのがいちばんおいしいんです
 日本で味わう母国の料理や酒と、実際の母国の料理や酒との違いはどこにあるのか、また日本の料理や酒が母国でどのように受け入れられているのか。4人の在日外国人の方に、率直に語っていただいた。
第4回◆住まいの「もてなし空間」を考える◆
vol.1 昼間っから飲ませる「もてなしの心」
vol.2 時間と空間にシークエンスをつくる
vol.3 居間を「待ち合い」に使えるための条件
vol.4 もてなしの楽屋裏
vol.5 逃げ場となる小テーブル
vol.6 第三のシークエンス
 もてなしの空間のあり方を、建築家 渡辺武信氏に考察さひていただきました。「もてなし」とは、空間の問題である前に「心の問題」であり、言いかえれば自然な気遣いこそが本質である。すまいという観点から探ってみましょう。
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