祇園新橋通といえば、石畳の道の両側に今も紅殻格子のお茶屋が軒を連ね、京情緒を最も色濃く残すところ。この中に昼間からすっきりと白い暖簾を下げるのが、味で評判の中国料理の店。格子の出窓、内障子の2階の大小の座敷など随所に近年までお茶屋だった面影を漂わす。
またガラリと雰囲気を変え、1階は利用しやすい椅子席に。料理は、昼1,800円〜で、前菜にスープ、酢豚などメインは4品からのチョイス、ご飯、デザートが付く。他にコース5,000円〜も。夜はおまかせコース6,000円〜。

たっぷりのカニの身と殻に付いたピリっとした辛味がアクセントの甘味のあるタレを一緒に味わえば殻までしゃぶりたいと思うはず。たっぷり上にのせたザーサイ、タケノコ、豚肉、金針菜などの具と鮮度のよい平目。春ならではのセリと菜の花の香りと旨味が味わえる。

   
   
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