四条通に面した庶民的な中国料理店。実は中国本土からのVIPはじめ、日本の一流企業のトップや高名な僧も訪れるという隠れた名店。というのも、オーナーシェフ楊正武氏は、中国漢方にも詳しく、店内には冬虫夏草やタツノオトシゴなどの素材を料理や、中国精進料理などを奇を照らうことなく普通に出している。さらに、だしは鶏・昆布・カツオなど、できるだけ天然ものとこだわり、京野菜など京都に育った楊さんならではの気候風土に密着したオリジナリティー溢れる京風中華を展開している。これも基本的な中国料理をすべてこなした上での技で、ベーシックな料理のうまさはいうまでもない。客層にあわせたニンニクを控えた料理や香辛料の使い方などの細かい配慮も人気のゆえん。本格料理に加え次々生み出される創作料理、オープンキッチンでの作りたての味わいに魅了され、多くの常連客が足を運ぶ。現在、本格四川料理を修行して店に戻ってきた息子との二人三脚でますます期待されている。 |
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奥には座敷もあり、家族連れにはピッタリ。オープンキッチンでカウンター、テーブル席へも作りたてのアツアツがすぐに運ばれる。白いタイル貼りのシンプルな外観。 |
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