“春の香”弁当
  主人
倉科守男さんからの一言

京の春の訪れを知っていただこうと、お花見弁当には沢山の味を織り込みました。花を愛でながら、ゆっくり召し上がってください。
 
“春の香”弁当
1品PICK UP
芽吹きの春の味わいは、筍の木の芽和え、フキと筍の炊合せ、ニシン、高野、小芋に菜の花を添え、湯葉焼き、エビ・ワカサギ・一寸豆の揚げ物に自家製の鴨ロース。青山椒を加えた自家製の山椒じゃこご飯、愛らしい袋に詰めた青えんどう豆、春のデザートイチゴなど。
  “春の香”弁当  
八坂神社の南、東山通 から枝垂桜で知られる円山公園へと続く小道を入ると、「ゆ くらしな」と染め抜いた赤い暖簾が目に止まる。京料理・割烹を看板にして10年を経たところだが、夫婦二人で切り盛りしていて、「お風呂屋のようにゆっくりした気分で京料理を味わってほしい」と店名にゆを冠し、祇園にあっても構えたところがないのがいい。白木のカウンターに座れば、見事な包丁捌きや丁寧な仕事の数々が目に出来る。しっかりとっただしで煮含められた京野菜や蛸、頃合いを見計らってすすめられる蒸し物、油物。毎日書き替えられるお品書きは、いち早く季節を告げる品ばかり。この店の料理は見た目も味も淡く、口当たりが柔らか。口に運べば素材の滋味、だしの味が次第に口の中で広がり、旨さがじんわり伝わってくる。一品も揃うが、おまかせは夜6,000円〜。
ゆ くらしな  
ご夫婦の温かいもてなしが、一人で来る客をもほっとさせる。時には舞妓さん連れの客も訪れ、華やいだ雰囲気になる。
ゆ くらしな
ゆ くらしな  
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