御進物にもぴったり 銘菓「大つヽ」

ノスタルジックな印象の店内

祇園の縄手通、白川より一本四条側の道を東に入り少し進むと、するがや下里の“のれん”が見えてくる。もともとお茶屋さんとし て明治28年に建てられた建物は、京都市の有形文化財として指定されているほど。お店に入るとすぐ左側にあるダークオーク調のカウンターが出迎えてくれる。右側にはするがや祇園下里の「祇園・豆平糖」を詠んだ掛軸とともにお菓子の詰め合わせがディスプレイされていて、とてもノスタルジックな印象の店内。ここだけ時間が逆戻りしたような感じが味わえる。 こちらのお菓子はその多くが“あめ”でつくられている。秘伝の蜜に永年受け継がれてきた技を込めてつくられたあめは歯にくっつきにくくさらさらした後味。祇園という場所柄、舞妓さんや芸妓さんがお得意さまにご挨拶に持っていくこともあるそうでお茶屋さん御用達のお店としても親しまれている。女優の藤山直美さんを始め、芸能人の顧客も多い。店舗では箱にお気に入りの商品を詰め合わせて包んでくれる。銘菓である大つヽと美也古衣(大つヽの少し小振りなサイズで中に鼈甲飴を使用)が入った赤い巾着袋の包みのセットはおみやげにはぴったり。商品は京都市内の各デパートでも販売しているが、京都を訪れた際はこちらの本店に出向いて充分に祇園の雰囲気を堪能したい。

あめ湯

■大つヽ
材料は黒糖と生姜、表面には薄焼きのお煎餅を手巻きにしたもので巻いた「あめ」。黒糖の歯ごたえと外のパリパリした薄焼きのお煎餅の相性がとてもよく合う。生姜の風味が口いっぱいに広がるのでこれからの季節に最高。缶 タイプのパッケージには「大つヽ」の名の由来となった大砲が描かれている。外側に水引きがついていて御進物にお持ちするには最高の品。もちろん自宅用で京都の上品な味を堪能してみるのにもオススメ。

■京ぜんざい

お湯であたためて簡単に味わうことのできるおぜんざい(レトルトパック)。丹波の大納言小豆を使い、するがや祇園下里独自の製法で炊き上げた純京都風のおぜんざい。冬にお餅を入れていただいたり、夏には白玉 やフルーツと合わせて冷やしぜんざいとして楽しむこともできる。

■あめ湯

“飲む”あめとして夏期はひやしあめ、冬期はこちらのあめ湯を楽しむことができる。200mmの現液を3倍に薄めていただくことができるので、少しずつ楽しむのにぴったり。こちらは麦芽飴をベースに生姜が入っている。紅茶やヨーグルトなどに少し混ぜればいつもと違ったティータイムを楽しめるし、お魚の煮物やお料理にスパイスとして使うなど自分なりのオリジナルな使い方を見つけて充分に楽しもう。

 



 ■大つゝ 缶入
  260g/380g
260g ¥2,205
  380g ¥3,150
 ■京ぜんざい
 箱2個入/4個入/5個入/6個入
  
箱2個入 ¥1,102
箱4個入 ¥1,942
箱5個入 ¥2,373
  箱6個入 ¥2,887
 ■あめ湯
  2本入/3本入/5本入/6本入
2本入 ¥1,260
  3本入 ¥1,785
  5本入 ¥2,887
  6本入 ¥3,465

 

創業 文政元年(1818年)
所在地 東山区祇園末吉町80
電話 075-561-1960
営業時間 9:00〜20:00 休日 年中無休


企画・制作/大平印刷株式会社©2001-2004 TAIHEI Printing Co.,Ltd. All rights reserved.
当サイトのコンテンツの全部または一部の無断転載を禁じます。