京ノ探偵団
京の町のあらゆることを徹底的にしらべあげる、恐れを知らぬ集団。それが京ノ探偵団だ。
依頼人からの要望に答えるべく、今日も町のどこかで活動している・・・
哲学の道を探索せよ

明治二十三年、東山山麓に完成された「琵琶湖疎水」に続く、分線西沿いの桜並木、約1.8kmの散策路が「哲学の道」である。熊野若王子(にゃくおうじ)神社前から銀閣寺前に至るこの道は、日本の道百選にも選ばれたことがあるほど。哲学の道の名は、哲学者西田幾太郎がこの道を好んで散策したことから命名されたとの説が一般的である。
今回は、この哲学の道を徹底探索する!

今回は銀閣寺側から哲学の道を散策。
まず、入り口には『京都銀行銀閣寺支店』。旅の資金準備が心細くてもキャッシュコーナーは土日祝も開いているので安心。その隣には『リカーショップやまもと』。地元の酒を始めジュース類も販売しているので、これからの散策に飲み物を仕入れるにはこちら。
川の向こうを眺めると、きつねそばが釜の器に入った、「釜そば」で有名な『鍵富弘』ののれんが見える。その横には木彫り商品を扱う『ハンドクラフトBori』の木彫り看板が。

さて、元のコースに目を戻そう。『味処・民宿大銀』。民宿は京都大学を受験する学生さんが、味処は京大の学生さんがよく利用するそう。『Cafe&Bar BEAR』はオープンタイプのcafe。 『茶房 一銭亭』でテイクアウトをして、そぞろ歩きを楽しむのも良い。道を挟んで『100円パーキング』がある。30分\200と、比較的リーズナブルな値段がうれしい。

道の向こうには『銀閣寺交番』、道がわかりづらい時などはこちらへ。落ち着いた店構えではありながら、なんとなく目を引くたたずまいの『草喰 なかひがし』。隣には店名の入った染め抜きのれんが目印、『うるしの常三郎』。お椀、お盆以外にも塗りのお弁当箱やお箸を買い求めるのも良い。
『洋菓子ベルピエール』
のケーキセットは、コーヒー・紅茶のほかにそば茶を選ぶことができるのが珍しい。京料理の店を挟んで、見えてくるのは『NOANOA』。アンティークな雰囲気の洋館で食べるイタリアンはまた格別。昼の予算はだいたい\1500程度。並ぶように京都画壇の巨匠、橋本関雪の自宅を記念館にした『白沙村荘・橋本関雪記念館』が見える。その隣は駐車場、こちらは1時間\500。京都土産がそろう『なかじま工芸』、クラフト工房『倫敦館』の前を通過する。 小腹がすいた方は、『たこ焼き』、昭和2年開店の『原喜久食堂』で腹ごしらえを。『林酒店』を挟んで見えてくるのは『CAFETERIE kafuka』。オープンタイプで開放的な店内が哲学の道をわたる風を感じるのには最適。



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