街をめぐる
データ・萩城城下町・菊屋家住宅
萩市呉服町1丁目1番地
開館時間 9:00〜17:00
休館日 無休
連絡先 0838-25-8282
入場料 大人500円 中高生300円 小学生200円
●まぁーるバス西回り萩城城下町下車徒歩5分。JR東萩駅から徒歩20分。
 
史の街、萩のなかでも特に江戸時代の風情をうかがわせるのがこの一帯、萩城城下町である。国の指定史跡であるこの地区は、萩城外堀のすぐ外側に位置し、中・下級武士の屋敷や裕福な町屋が軒を連ねた。

街を歩いていると高杉晋作や木戸孝允、青木周弼などの旧宅が不意に現れる。木戸邸前では「桂さんとはおじいさんが知合い」という方に出会った。案内役の児玉さんとは旧知の間柄という。教科書でしか知らない歴史が、この街では日常の延長線にそのままつながっている。150年という時間は、さほど長くないことに気付かされた。
木戸孝允旧宅
「維新の三傑」のひとり、木戸孝允(桂小五郎)が20歳まで住んだ旧宅。実家は藩医であった。
木戸孝允旧宅の向かいに住む渡辺さん。400年続く家柄で、木戸孝允とはおじいさんが知合いという。いろいろと裏話を聞かせていただいた。
萩城城下町・菊屋家住宅
 城下町の表通り、いわゆる「御成道」は参勤交代に使われたメインストリート。そこから菊屋横丁、伊勢屋横丁、江戸屋横丁などの小路が延びる。「日本の道100選」に選ばれた菊屋横丁は、幅にして3メートルほど。商家の土蔵や旧宅がならび、なまこ壁と白壁のコントラストが美しい。

 この横丁に名前が残る菊屋は、萩藩の御用商人を務めた豪商。その屋敷は全国的にみても最古の町屋のひとつで、現存する主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の5棟が国の重要文化財に指定されている。幕府要人の本陣としても使われ、庭先には城内からの御籠が鎮座するための石盤が今も残る。
屋敷内には藩主から拝領した屏風や掛軸などの美術品のほか、民具や古書なども展示され当時の御用商人の繁栄ぶりが偲ばれる。
伊藤博文より拝領の柱時計。
伊藤が初めて渡米した際のもので、現在も休まず動き続けている。
書院からの眺め。
「我家は私有であって然様でなし」とされた御用屋敷としての誇りが随所に見られる。
常駐のガイドさんが丁寧に説明をしてくれる。
   
「日本の道100選」に選ばれた菊屋横丁。
左手の白壁が菊屋家住宅。正面は御成道に面している。
17世紀につくられたとされる土間の梁。高い天井を巧みに支えている。

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