いや~、今年の京都はほんまに暑いです。
暑いとビールがめちゃくちゃ売れるのは嬉しいのですが、さすがに食欲がダウンしてしまう・・・
そんな時、ワタクシ・藤松はやっぱり和食。とりわけ最近はお気に入りのお寿司でパワーをチャージしてます!
今回オススメする新しいお店があるのは、この時期「床」で賑わう先斗町。
三条から南に歩いていくと「先斗町 鮨 いし屋」さんの看板を発見!
お店はこの24番路地を奥へ進んだところにありますよ~
暖簾はあの片岡愛之助さんからの贈呈品みたい!
中に入ると、白木のカウンターがお出迎え。
今年の5月にオープンされたお店で、コースは8,800円と14,300円のコースで楽しめますが、アラカルトも豊富に用意されています。
「コースはちょっと多すぎるかな」って方はもちろん、私みたいに板長のオススメを2~3品いただいてから、好みのお寿司をいただくスタイルの方にもオススメです!
その日の仕入れによってアラカルトのメニューも変わるのもうれしいね。
ちなみにこの日のメニューはこんな感じ。
先斗町で和食やお寿司となると、お値段も載ってないメニューでドキドキ・・・ってイメージあるかも?
安心して下さい!明瞭会計ですよ!
さてさて、まずは「ばい貝煮びたし」(900円)
貝にしっかりと出汁がしみ込んでいて、めっちゃめちゃうまい!そしてめっちゃ柔らかい~!
丁寧な下ごしらえがされていることがわかるね~
合わせてもらったのは仁井田本家の「おだやか」というお酒をキンキンに冷やして。
生もと純米という造りで、旨味&ほどよい酸味があって、バテた胃腸を目覚めさせてくれるから食欲もグイグイ上昇↑↑
食材と同じで、日本酒も「その時いちばんおいしいものをセレクト」されているので、料理や気分に合わせて注文するのがオススメ!
さぁ、次に頼んだのはこの「ごまカンパチ」(900円)
板長の平島さんは福岡出身で、福岡名物の「ごまさば」をヒントにカンパチで作られたメニュー。
今の季節、サバより断然カンパチがうまいかららしい!
確かにぷりぷりのカンパチが特製のごまだれに絡みあって、もうウマウマ!これは夏のヘビロテになりそう!
合わせたもらったのは九州・佐賀の「鍋島」の特別純米。
とっても爽やかな香りが特徴的で、口に入れるとこれまた爽快な味で夏にぴったり!
さぁ~、いい気分になってきたところでお寿司、握ってもらおうか!
ここで絶対食べてもらいたいネタは断然「マグロ」!!
なんと、某有名番組でも取り上げられた伝説のマグロ仲買人・藤田浩毅さんの「フジタ水産」から仕入れられているというから驚き!!
京都ではいし屋さんにしか卸されていないとな。
まずは「マグロの赤身」と、京都では珍しい「メイチダイ」から。
私も初めていただく、フジタ水産のマグロ。
ひと口いただくと、食感・味わい・後味すべて違う!口の中でほどけるすし飯との相性も抜群で、美味しいわ~~!これは幸せや。
脂ののったトロもいいけど、マグロ本来の美味しさを味わうなら赤身やね!
寿司に合わせたのは「鄙願(ひがん)」という新潟のお酒。
スッキリとした味わいは、マグロはもちろん、ぷりっとしたメイチダイにもぴったり合う美味しさ。
このあと、あまりの美味しさに食べ続けてお寿司の写真を撮り続けるのを忘れてしまうくらい、お酒がすすむのでした(写真撮れずごめんなさい!)
カウンターのお寿司はやっぱりこうやって目の前で職人技を眺めながら楽しめるのがいいところ。
邪魔にならない程度にお話を聞きながらひとつひとつ味わうのが藤松流。笑
ちなみにこの「いし屋」さんは、出町柳や祇園に店を構える焼肉「石屋」の新業態。
石屋のオーナーが板長の平島さんの和食の腕に惚れて、「一緒にお店をやろう!」と声をかけられたところからスタート。
やっぱりそういう一期一会は大切やね。
酒屋も、お店にとって「一緒に成長しよう!」という存在でありたいなあ~!
そうそう、このメインのカウンターとは別に、カウンター個室があるのを発見!
5名くらいから、個室でお寿司を楽しめるみたい。
今度はふじまつの皆を連れてこようかな・・・!?