中国南部が原産の百日紅(さるすべり)には、花の色が赤いものと白いものがあります。赤いものの中にも、少し色の薄いものもあります。写真として映えるのは赤い花です。7月ごろから咲きはじめ、次々と花が咲いて長く楽しめることから、「百日紅」という名がつけられたと言われています。実際、夏から秋にかけての3ヶ月ほどが花の期間です。
残念ながら、今年の京都の百日紅はあまり良くなかったですね。例年の咲きこぼれるような状態ではありません。どうも盛夏どきの天候不順が影響しているような気がします。寺院が多いからでしょうか、京都の街角では比較的目にしやすい百日紅です。画としては黒い日本瓦や白壁などによく合います。花言葉は「雄弁」だそうです。

文・吉居ゆうき

 

四季折々の魅力溢れる色彩と、古来京都ならではの風景をお楽しみいただけます。
 

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  '35年生まれ。'58年、関西大学商学部卒業後日本ハム株式会社入社。'00年、日本ハム株式会社常務取締役退任後、株式会社エヌ・エス・イー代表取締役社長に就任。'03年、株式会社エヌ・エス・イー代表取締役社長退任。勤務中は社団法人日本経営協会評議員、社団法人日本情報システムユーザー協会常任理事、IBMユーザー研究会関西代表幹事、IBMユーザー研究会論文審査委員長を務める。現在、日本アイ・ビー・エム株式会社発行の月間誌「IBMUSERS」の表・裏表紙に写真を掲載中。日本風景写真協会大阪第一支部長。
 
 
 
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