●赤缶のムレスナ |
1999年2月13日にオープンした京都店、 「ムレスナ」という店名はスリランカのリーフ・メーカー「ムレスナ」の社長でスリランカ人のアンセレム・ぺレラさんに由来します。アンセレム(Anselm)を反対から読むとムレスナ(Mlesna)になります。「ムレスナティーハウス」は、そのリーフ・メーカーの日本唯一のエージェント(有限会社フリートレード インターナショナル)が経営する店舗です。元来、リーフを広めることを目的としたお店なので、単なる喫茶店という枠組みではなく、紅茶専門店として開店しました。そのため、喫茶店でつき物のお水のサービスもなく、しかも全席禁煙と、タバコの嫌な臭いに紅茶の香りを邪魔されることがありません。リーフへのこだわりは格別で、「セイロンのどの地方で栽培されたものか」にまでこだわってチョイスしています。
スリランカから直輸入したリーフは大きく、水出しできるほど新鮮なので蒸らし時間が少なくてすむ特徴があります。そのため、渋みや苦味の少ない、飲みやすいセイロンティをいただくことができます。
ムレスナの紅茶が飲みやすいのには他にも理由があります。日本の紅茶は一般的に、イギリスからイギリス人の口にあうリーフのまま輸入されているので、日本人にはなかなか合いにくいものです。ムレスナでは、日本エージェントの社長さんの紅茶へのこだわりから、日本人の口に合う癖のないセイロンティーを中心に輸入しています。またピュアウォーターは、ナトリウム・カルシウムなどの含有量が少なく、味もにおいも何もない、紅茶を入れるのにとても理想的なものを使っています。さらに、お湯の入れ方から蒸らし時間まで、日本人に合う方法を絶えず研究し続けるなど、その努力には本当に頭が下がるものです。ムレスナティーハウスのスタッフは、まず最初に「紅茶の入れ方」の研修から仕事がはじまります。社長さんの紅茶へのこだわりがスタッフに伝わって、ゲストへのおもてなしもバッチリ。
店長の北川さんの好きなセイロンティーはADAM’S PEAK(670円)。まったく癖のないセイロンティーでノドをすっきりと通っていきます。毎日飲む紅茶として最適な紅茶です。
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●ナチュラル!フレーバーティー |
ムレスナティーハウスには、セイロンティーに各種のフレーバーをブレンドしたフレーバー・ティーが数多くあります。スイス有名香料メーカーの天然果汁フレーバー・エキスに茶葉をひたし、それを乾燥してリーフ茶化した本物のフレーバーティーが楽しめます。
京都店ではスタッフと店長さんが考案したオリジナルフレーバー・ティーが月替わりで登場します。
フレーバー・ティーの定番メニューはヨーグルトオレンジ、メープルバニラ。何より、フレーバー・ティーを自分のオーダーでブレンドすることもでき、紅茶ファンには嬉しい限りです。メニューには、数十種類のフレーバー一覧が添えてあり、数種類のフレーバーを組み合わせると、数え切れないほどの種類の紅茶が楽しめます。どんなものを飲みたいかを、ぜひ相談してほしいと語る北川さん。自分だけのオリジナルフレーバーティーをオーダーしてみてはいかがでしょう?
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●紅茶の友に |
他にもムレスナにはアイスクリーム・ティーやハーブ・ティーがあります。アイスクリーム・ティーではキャラメル・アイスドルチェ(860円)がお薦め。ハーブ・ティー(670円)はローズ、ジャスミン、ラベンダー、ミントをフレーバーしたもので、ハーブのハーモニーを楽しめます。ムレスナでは食器類はウエッジウッド社製のものを使用。ホット・ティーを注文すると、クリーム・ティーなどを除いて大きなポットでたっぷりといただくことができます。
紅茶と一緒にケーキはいかがでしょう?(ケーキ・オブ・ザ・デイ、950円)店で出すケーキは全てホームメイド。チーズ、チョコ、バナナケーキが定番。ケーキには、社長さんが厳選したアイスと生クリームが添えられている。紅茶といえば定番のスコーンはできたて、あつあつをいただくことができます。
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●自宅で紅茶を楽しもう |
ムレスナでは紅茶缶、ポット、カップなどを販売しています。値段はリーフで100g1000円から。赤い缶は日本オリジナルで日本にしかありません。100gから量り売りもでき、またいくつかの茶葉を購入して、家でオリジナルブレンドを作ることも可能。リーフを購入したときには、ムレスナのリーフにあった、ムレスナ式の美味しい紅茶の入れ方のカードを添えてくださいます。
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ムレスナティーハウス京都店ホームページへ
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