次回はそんなに間を空けず取材予定です。どうぞお楽しみに!
・・・・前回の記事の終わりのコメントです。
「今日はいろいろ食べられましたね、北さん」
「少しね・・・でも、最近あまり食べられなくてね・・・」
「食いしん坊の北さんが食べられないのは、ちょっと問題ですね・・・(笑)」
「次は早めにやりましょうか、北さん」
「そうですね・・・」
取材の帰りに、そんな話をして、北さんと別れました。
その後、しばらく連絡がなかったこともあって
どうされているのかなあと心配をしていましたが
先月末、北さんが亡くなられたという悲報がありました。
北さんお気に入りのお店を、
個人的にも紹介していただきたくて始まったこの企画。
毎回、感動いっぱいで、北さんの京都を満喫させていただきました。
デジスタイル京都でも多くの方が楽しみにされていると聞きました。
北さん、お店で声をかけられたこともあったとおっしゃっていました。
とても残念ですが・・・前回が最終回になってしまいました。
お気に入りの帽子をかぶったお洒落な北さんに
会えなくなったことがとても残念です・・・。
最後に、奥様からいただいたお葉書の一文を紹介させていただきます。
「夫 俊彦はいつもと同じように、
彼が愛した家族たちに囲まれて永遠の眠りにつきました。
さわやかな春のおとずれを感じ、
自宅の庭に咲いた色とりどりの花や木々に集まってくる小鳥たちに心をなごませ、
彼の意志によって自宅で。」
ご遺徳を偲び、ここに心より哀悼の意を表したいと思います。
北さんほんとうにありがとうございました。
・・・さようなら・・・
八田 雅哉
今でも北さんが行きつけだった円町の某バーへ行くと、
いつも座っていたカウンターの隅っこにお花が飾ってあります。
そして、常連客は北さんの思い出話をしながらバーボンソーダを飲んでいます。
皆、もう少しだけ、いっしょに飲みたかったなぁと言いながら・・
心よりご冥福をお祈りいたします。
齋藤 秀雄(大平印刷株式会社)
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