京都では「いのしし神社」として親しまれている護王神社。
亥子祭は、亥子餅の儀式は平安朝時代に宮中の年中行事として行われており、天皇が自ら餅をつき、皆で食することにより無病息災を祈った。
護王神社の亥子祭は、その平安時代の儀式を再現する。「おつき式」では、宮司が天皇に、祭員が殿上人に扮し、一般から公募した奉仕女房が拝殿で優雅な儀式を繰り広げる。その様子はあたかも平安絵巻のひとこまのよう。
作られた亥の子餅は神前に供えられ、また調貢行列をつくって京都御所へ献上される。
※2020年は一般参列はなし。ライブ配信を実施