京都市動物園最後のライオン「ナイル」の回顧展を開催いたします。
3名のアーティストによるナイルの肖像を展示。
一昨年、京都市動物園でその生命を全うしたライオンのナイル。
そんな『ナイル』が3人のアーティストによって甦生されます。
(絵画、写真、革立体レリーフ)
中でも注目は、革レリーフで制作された作品。原寸大でタテガミを含み高さ70cm、正面の顔が浮き出した作品となっています。(パネルサイズは100㎝。顔の厚みは約30cm)この作品は、京都市動物園の協力を得て、開催期間終了後、ナイルの命日1月31日に合わせ、寄贈いたします。
ナイルはオスのラインで、令和2年1月に25歳10か月で動物園でなくなりました。国内最高齢として,多くの皆様に親しまれてきました。人間でいうと100歳を超える長寿でした。
京都市動物園では動物本来の動きができる飼育環境をつくるべきだという
「動物の福祉」の観点から、広いライオン用の飼育スペースの確保が困難だとして動物の今後新たなライオンを飼育しない方針。
写真・絵画・レリーフ(半立体)でよみがえるナイルの優しさと威厳を、ぜひご覧ください。