CONNECT⇄__は、アートを通して多様性や共生社会について考えるプロジェクト
2016~19年まで東京で開催されてきた「ここから展」のコンセプトを引き継ぎ、障害のある方の芸術活動の支援、鑑賞機会の拡充、さらには障害の有無にかかわらず共に芸術文化を通して相互理解を深めることを目的に、2020年から始まった取り組みである。
2020年度は「芸術・身体・デザインをひらく」をテーマに、京都の文化ゾーン岡崎地域にあるさまざまな文化施設が、展示やワークショップ、オンライン・プログラム等を展開した。
2021年度のCONNECT⇄__では“つながる、つづく、ひろがる”を合言葉に、岡崎地域から京都市域、京都府域へ取組を展開。
障害のある方が制作した作品の展示、共生社会をテーマとした展示や触覚を活用したワークショップ、手話による施設案内動画の配信などを実施する。美術作家で舞台演出家のやなぎみわ氏、京都市立芸術大学学長で画家の赤松玉女氏、京都市京セラ美術館長で建築家の青木淳氏によるスペシャル鼎談「つながる・つづく・ひろがる―生まれかわる美術館、大学、劇場から考える文化と共生」も公開予定。
芸術文化を通して、さまざまな人と人、人と文化が「CONNECTする(つながる)」ことの可能性や意義について、この機会にみんなで一緒に考えてみてはいかがか。