このたび「一瞬と永遠の出会いHenri Cartier‐Bresson」を開催する。
アンリ・カルティエ・ブレッソン(1908~2004)は、20世紀という時代を見事に撮らえ表現した、世界で最も重要な写真家である。
1952年の写真集『Image à la Sauvette(すり抜けていく映像) 』はアメリカで『The Decisive Moment(決定的瞬間)』と訳され、この言葉と共に作品は世界の写真家に大きな影響を与えた。アメリカ、中国、インドなど世界各地を訪れたブレッソンは、小型カメラ『ライカ』によってロシアの解放やガンジーの死など歴史的な瞬間を撮影すると同時に、その土地に生きる人々の生活も撮らえてきた。
晩年のブレッソンと親交を深めてきた館長の梶川芳友は2002年に南仏プロバンス、セレステの別荘に招かれた。写真家であったマルティーヌ夫人の手料理を囲み、パリとは違うゆったりした時間の中、93歳になっても現代写真に対する鋭い批判精神に衰えはなく、未来を眺望する強い眼差しに、心を打たれ深い感銘を受けたという。
本展は、アンリ・カルティエ=ブレッソンのサイン入りオリジナルプレゼント約60点を展覧する。
KYOTO EVENTS京都イベント情報「京イベント」
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※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
一瞬と永遠の出会い アンリ・カルティエ=ブレッソン展
【終了しました】 2021/09/04 ~ 2021/11/14
アンリ・カルティエ=ブレッソン「サンラザール駅、パリ」1932年 何必館・京都現代美術館蔵
アンリ・カルティエ=ブレッソン「最後の宦官、ペキン」1949年 何必館・京都現代美術館蔵
イベント詳細
会場 | 何必館・京都現代美術館 |
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日時 | 2021年9月4日(土)~11月14日(日)10:00~18:00(入館は17:30まで) |
住所 | 京都市東山区祇園町北側271 |
交通 | 京阪「祇園四条駅」より徒歩3分 阪急「河原町駅」より徒歩5分 市バス「祇園」下車、徒歩2分 |
駐車場 | なし ※公共の交通機関をご利用ください。 |
料金 | 一般 1,000円 学生 800円 |
お問合せ先 | 何必館・京都現代美術館 075-525-1311 |
ホームページ | 何必館・京都現代美術館 http://www.kahitsukan.or.jp/ |
補足情報 | 休館日…月曜日(9月20日は開館) |
地図
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