※緊急事態宣言発令により、8月19日(木)に終了します。
京都伝統産業ミュージアムでは、2021 年度特別企画展として、屏風や掛け軸に代表される表具の世界を現代の表具師の仕事を通して広く多くの方に伝え、体感してもらうために「Space Mounting |スペース・マウンティング」と題した展覧会を開催。
京表具井上光雅堂の井上雅博氏を監修に迎え、著名なアーティストやデザイナーとのコラボレーション作品を展示し、日本画や工芸のファンのみならず、アート、デザイン、マンガなど様々なジャンルを横断し、より多くの方にとっての文化体験を創出する。
また、表具師の仕事は、織物、和紙、漆、木工、金工、茶道、建築など、様々な工芸・文化・表現の要素が組み合わされ成立するものであり、コーディネイターの役割としての表具師にも焦点を当て、総合工芸としての魅力にも迫る。
時代を追って受け継がれ、新たな表現へと昇華される表具師の感性が生み出す「空間表装」を体感できる。