華道家元池坊は、歴代家元が住職を務めるいけばな発祥の地 六角堂・家元道場・池坊会館において、「つなぐ Tsunagu」をテーマに渾身のいけばな作品が登場する「春のいけばな展」を、3月19日(金)~22日(月)の4日間開催する。
今年は華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好の作品をはじめ、日本有数の華道家およそ600人が渾身の作品を披露する。今年のテーマ「つなぐ Tsunagu」には、いけばなが師から弟子へと脈々と受け継がれてきた文化であるとともに、コロナ禍を乗り越え未来へ“繋いでいきたい”という想いが込められている。
時代を乗り越え伝わってきた花形(花型)から最新の自由花まで、時代とともに変化しながらも守り伝えられていく池坊のいけばなの世界を堪能できる展覧会である。