舞妓。いまや京都を代表する文化の一つとして知られているが、その歴史の詳細は意外にもわからないことばかり。伝統文化の象徴のように思われる舞妓だが、絵画に盛んに描かれるようになったのは近代以降のことである。明治5年、都をどりなどが始まると、芸舞妓が伝統都市・観光都市としての京都を象徴する存在として知られていく。明治26年に黒田清輝が《舞妓》(東京国立博物館・重要文化財)、明治42年に竹内栖鳳が《アレ夕立に》(髙島屋史料館)を発表すると、大正期にかけて、舞妓が盛んに描かれるようになる。そこでの舞妓は、美しく、時に妖しく、画家によってさまざまに描かれ、昭和期に入っても舞妓は多くの芸術家を惹きつけた。
本展では、都をどりの始まりから、舞妓が近代京都において、古都を象徴するイメージとして成長していく過程を、絵画作品を中心に紹介。可憐で艶やかな舞妓図の競演を京都文化博物館でお楽しみいただきたい!
KYOTO EVENTS京都イベント情報「京イベント」
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※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
京都文化博物館 特別展 舞妓モダン
【終了しました】 2020/10/06 ~ 2020/11/29
北野恒富 ≪戯れ≫ 昭和4年 東京国立近代美術館
イベント詳細
会場 | 京都文化博物館 4・3階展示室 |
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日時 | 2020/10/06(火)~11/29(日)会期中、展示替あり 開室時間…10:00~18:00 ※金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで) |
住所 | 京都市中京区三条高倉 |
交通 | 市営地下鉄「烏丸御池駅」下車、5番出口から三条通りを東へ徒歩約3分 阪急「烏丸駅」下車、16番出口から高倉通りを北へ徒歩約7分 京阪「三条駅」下車、6番出口から三条通りを西へ徒歩約15分 JRまたは近鉄「京都駅」から地下鉄へ 市バス「堺町御池」下車、徒歩約2分 |
駐車場 | なし |
料金 | 一般1500(1300円) 大高生1100円(900円) 中小生500円(300円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※前売券は2020年10月5日まで販売(会期中は当日券のみ) ※上記料金で2階総合展示室と3階フィルムシアターもご覧いただけます。 フィルムシアターは催事により有料の場合があります。 ※新型コロナウィルス 感染症の状況により、予定を変更する場合がございます。 予めご了承ください。 《入場券販売所》 京都文化博物館、ローソンチケット(Lコード 51414)、京阪神の主要プレイガイド |
お問合せ先 | 京都文化博物館 075-222-0888 |
ホームページ | 京都文化博物館 http://www.bunpaku.or.jp/ |
補足情報 | 休館:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) 《舞妓モダン展関連映画上映》 会期中、「祇園の姉妹」(溝口健二監督、昭和11年)などの舞妓に関連する映画を3Fフィルムシアターで上映します。詳細はホームページをご確認ください。 |
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