~太夫道中・かしの式・胡弓・舞…幕末の空間が残る、花街・島原唯一のお茶屋~
京都で唯一、幕府より公認を受けた格式高き花街・島原。そのなかで今も営業を続け、日本でただ一軒太夫を抱えるお茶屋が、輪違屋だ。今回はなんと、史上初輪違屋で夢のオンラインお座敷。可愛らしい禿を引き連れ練り歩く「太夫道中」。顔見せの儀式「かしの式」。お点前、舞や胡弓などの技芸。知識、品格、遊芸すべてを極め、大名や公家たちのお相手を務めた芸妓の最高位、太夫さんとお座敷遊び。粋と艶を極めた絢爛な世界に、息を呑む。そして、襖に道中傘を貼りこんだ「傘の間」、本物の紅葉が塗り込まれた「紅葉の間」、桂小五郎直筆の掛け軸など、新選組や志士たちも遊んだ幕末の空間へ徹底潜入。花街を知り尽くした正脇さんと、十代目当主にご案内いただく。映像配信は、もちろん本邦初。今だからこそのスペシャル企画、普段は固く閉ざされた「観覧謝絶」の世界をじっくり堪能する。