2002年から活動を始めたtupera tuperaは、『木がずらり』(2004年)を皮切りに、絵本制作で活躍の場を広げる。紙を切って、さまざまな色と形で彩る…大人もクスッと笑ってしまうような仕掛け、ユーモアにあふれた作品を次々に発表。2013年、『しろくまのパンツ』(2012年)が「第18回日本絵本賞読者賞」を受賞すると、同作は「第2回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ」など数々の賞を受賞。
同年、『パンダ銭湯』(2013年)が続けて「第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ」、2018年には『わくせいキャベジ動物図鑑』(2016年)が「第23回日本絵本賞大賞」、そして今年、「第1回やなせたかし文化賞大賞」を受賞。
今やその作品は英語やフランス語など、世界11言語に翻訳され、人気を博している。本展は、tupera tuperaの軌跡をたどる大規模な展覧会である。代表作である絵本の原画を中心に、立体やイラストレーション、映像作品など約300点の作品を展示。貼り絵やコラージュを駆使して彩られた、色鮮やかで繊細な手仕事の世界がお楽しみいただける。また、京都会場では、新作の制作過程をご覧いただく。(制作日は未定。予めご了承ください。)
イベントも多数開催。展覧会オリジナルグッズをはじめ、京都を中心にものづくりを頑張っている仲間たちとtupera tuperaとのコラボ商品も販売。
詳細は決まり次第、ホームページで告知される。